日本からデリー行きで往復航空券を購入するなら、ほぼ最安といわれる中国東方航空。
同じく中国国際航空も時期により中国東方より安いこともあります。
毎年インドへ長期で行きますが、2年連続中国東方航空を使っています。その理由はこの3つ。
- ほぼ最安4万円〜5万円で往復航空券が予約できる。
※上記は関空の場合。日本での利用空港により値段の増減はあり、日本全国16都市に就航しています。 - 復路変更手数料が5,200円と安い。
- 6ヶ月FIX-OPENである。
中国国際のほうが中国東方よりサービスはいいのですが、復路変更手数料が2万円と高め。短期旅行で日程変更の予定がない人には良いですが、復路変更の可能性がある場合は中国東方がオススメです。
Pick Up 2018年!大阪領事館でのインド観光ビザ申請方法徹底ガイド!
中国東方航空ってどんな会社?
国土の広い中国にはたくさんの航空会社があり、各航空会社によりハブ空港が異なります。
中国東方航空は上海浦東空港と上海虹橋空港を拠点としていて、中国国際航空は北京首都国際空港がハブ空港です。
ちなみに中国の航空会社の中では最大規模の1つ。マイレージはスカイチームに加盟しています
中国東方航空の公式サイトから予約
昨年予約時はエクスペディアが最安だったため、エクスペディアで予約をしました。今回は中国東方航空の公式サイトが最安だったため、公式サイトから予約。※上海ストップオーバーをしたいなら、エクスペディアで予約すれば上海発着の予約も同時にできます。
中国東方航空公式サイト http://www.chinaeastern-air.co.jp/
エクスペディア公式サイト Expedia.co.jp
【運行スケジュール】
関空⇔上海(浦東) 1日7便前後は飛んでいます。
上海⇔デリー 1日1便のみ
参考サイト 中国東方航空フライトスケジュール
【受託荷物】
エコノミークラスの場合
1人=1個の荷物 23キロ以内 2個までOK
今回利用したフライト
- 関空発 9:40 上海着 11:25着
- 上海発 14:25 デリー着 19:25着(季節により夜中デリー着の便もアリ)
中国東方航空はLCCより安くて人気ですが、デメリットは遅延の多さ。
トランジット時間は5時間あれば安心、3時間だとギリギリとも言われています。
夏など混み合う時期は、要注意!下手すると5時間以上の遅延もあり、トランジットに間に合わなかった友人達も多くいます。航空会社の責任で上海で1泊する場合はホテルを用意してくれるのでそこは安心ですが。
今回は遅延覚悟でしたが、運良く遅延なしで予定通りの時間にデリーに到着しました。
大阪関空から上海まで
まず、関空のMU中国東方航空のカウンターでチェックイン。
さほど混んでおらず、何事もなくスムーズでした。
LCCより安い格安航空券なのか、ゲートは一番奥にあります。
シャトルトレインに乗ることになるので通常より早く搭乗口へ向かいましょう。
機内の様子と機内食
機内はこのような感じで座席は3列×4列×3列。
機内の様子は昔と変わらず。
大阪から上海までの飛行時間は2時間45分。
中国人の客室乗務員は相変わらず対応にムラがあるけど、10年前に比べたらかなり改善されたと思います。
中国東方の機内食といえばマズくて有名ですよね(笑)
10年以上前に私が上海に留学していた頃も頻繁に利用しましたが、毎回完食できないほどひどい味だったんです。
しかし、今年も昨年も普通に美味しく食べれて完食できました(笑)これはエビチャーハン。デザートもくどい甘さではなくちょうど良い甘さで美味しくいただきました。クオリティが上がったようです。
機内販売でポットと炊飯器があるのが中国らしいなと思いました(笑)
中国東方航空の機内では、タブレットやスマホの使用は禁止されていましたが、2018年1月18日より、機内モードで電波を発しない機器は使用OKになりました。ノートパソコンの使用は離着時以外OK。
上海でトランジット
中国東方航空を利用する場合、一番の心配どころがココ!
遅延も多いため、乗り継ぎがうまくできなかったりすることもあります。
個人的に5時間以上あれば安心ですが、それでもアウトだった友人もいました。これは運ですよね。
こちらがトランジット通過地点でパスポートと航空券のチェックがあります。機械を使用してセルフサービスでチェックする方法のほうが早く済みます。
※ここはトランジットでなくトランスファー標識がある方向に進んで下さい。たまに間違える人もいます。
1回目利用時は、トランジット通過が行列で2時間かかりました。
2回目利用時は、意外なことに30分以内とあっと言う間に終了。
セルフチェックで機械を使用した場合は、パスポートと搭乗券を読み込んだ後に搭乗券に青い文字が印字されます。
手荷物検査
トランジットチェック後に手荷物のセキュリティチェックがあります。
※ここで注意
ノートPCは事前に取り出すのはもちろんなのですが、モバイルバッテリーは必ず引っかかるので事前に取り出しておくことをオススメします。
搭乗エリア
ショッピングはイマイチかもしれませんが、飲食店は以前に比べたら結構増えたと思います。香港式の食堂もありました。
ちなみにプライオリティパスが使えるラウンジの記事はコチラ
PickUP 上海浦東空港第1ターミナルでプライオリティパスが使える!37番ラウンジレポート!
上海からデリーまで
デリー行きの搭乗です。
搭乗ゲートにある椅子はほぼフル状態なので、私達は搭乗直前までラウンジでくつろいでました。
搭乗口から機体まではバスで向かいます。
機内の様子
今回乗った上海→デリー行きの機体は新しいもので、主に北米やヨーロッパ行きに使われる機体でした。
ハリウッド映画、日本映画、香港・台湾・中国の映画などもあり、選択肢も多かったです。USBの挿入口もあり、スマホやタブレットの充電もできたのはとても便利。
機内食
離陸後1時間後ぐらいに機内食が出ました。
チキンか魚の2種類から選べます。
これはチキンと野菜の炒め物で普通に美味しかったです。パンはおかわりもできましたよ。
デリーに到着
インディラ・ガンディー国際空港の第3ターミナルに到着。
入国審査は混んでいる時に当たったこともなく、順番はすぐ回って来ました。
プライオリティパスを持っているなら到着ターミナルにあるプラザプレミアムラウンジを利用できます。
※仮眠室、お茶やスナック類のサービスあり。
左端のラウンジならシャワー利用も可。深夜着の場合は朝までこのラウンジで過ごしています。
今回は夜7時半着だったので、空港近くで予約したホテルにタクシーで向かいました。プリペイドタクシーで15分ほどの距離で250ルピーでした。ちなみにパハールガンジまではエアコンなしで400ルピーです。
以上、中国東方航空の関空→デリー行きの搭乗レポートでした。