数多くの美味しい台南名物がありますが、その中で私が特にイチオシしたいのはエビ飯!
毎年台南に来て真っ先に食べに行くのもエビ飯です(笑
【2019.2】台南に再訪したので追記しました。
台南名物のエビ飯とは?
中国語で『蝦仁飯(シャーレンファン)』いい、ひとつずつ丁寧に新鮮なエビの殻と背わたを取り除き、醤油、砂糖、ネギで炒めならがら旨味を閉じ込め、かつお節の出汁で炊いたごはん。
余ったエビの殻は鴨のご飯になり、栄養たっぷりの鴨卵が生まれます。全く無駄のないすばらしい料理。
ここ台南では『矮仔成蝦仁飯』と『集品蝦仁飯』という2つ有名な蝦仁飯(エビめし)のお店があります。どちらが美味しい?と聞かれたら答えるのは難しいところ。どちらも美味しいですが、個人の好みで分かれると思います。
矮仔成蝦仁飯のエビ飯を食べに
矮仔成蝦仁飯は台南駅からは徒歩で行くと30分以上かかるので、出来ればタクシーで行くことをオススメします。
場所は海安路にあり、保安宮の近く。
ちなみにもう一つの有名店集品蝦仁飯もこのお店の近くにあります。
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こちらが『矮仔成蝦仁飯』のお店。日本統治時代からずっと続いている老舗です。
平日の昼時に行きましたが、かなり賑わっていて既に満席。平日の11時ぐらいに行くとそこまで混んでいないので、行くなら11時ぐらいを目安に行くと良いです。祝日・週末はやや並びます。
席はとなりの建物内にもあります。多少並んでいても回転が速いのですぐ席が空きますよ。
予め注文票に記入し、先に会計をします。そこにテーブル番号を書く仕組みのようです。
台南名物のエビ飯のお味は?
見た目はなんとも美味しそう!このダシ汁で炊いた色のついたご飯もそそられます!
食べたらなんとも言えぬ美味しさ!
口の中でエビの旨味とネギの風味がふんわり、味のついたご飯が進みます、鶏のだし汁で炊いた海南鶏飯(カオマンガイ)のご飯のようにスルスルっと入っていきます。
エビもプリプリで噛めばまたこちらかも旨味が出て来る。これは日本人なら誰しもハマりそうな美味しさです。
こちらも是非一緒に試して欲しい『蛤仔湯』30元
ハマグリのダシがとても効いていて、生姜が入ったシンプルなあっさりとしたスープ。このエビめしととても良く合います。
鴨蛋湯(鴨卵とじスープ) 30元
少し甘めの醤油だしのスープ。豚肉が少し入っています。
卵は濃厚でふんわり、甘いダシの効いたスープと豚肉が良く合います。これも美味。
古早味香腸 25元
いわゆる台湾ソーセージ。甘めで独特な風味ですが、手作り感があって美味しいです。
付け合わせのにんにくと一緒に食べるとこれがまた美味しい。
茹で野菜の『烫青菜』20元
20元は安いと思いましたが、量を見て納得(笑)他の食堂で食べる量の半分しかありませんでした。少し味がついてあっさりと油っこくなく、こちらも美味しいです。にんにくが効いているのが台湾らしいですね。
鴨の目玉焼き『香煎鴨蛋』1個15元
半熟、全熟、スクランブルエッグ型から注文出来ます。私は半熟の目玉焼きで注文。
食べてみて驚いたのですが、鶏の卵と全く違います。エビの殻を食べて来た鴨の卵だからか分かりませんが、とにかく黄身がとても濃厚!
たくあんは取り放題なので、エビ飯の上に鴨の目玉焼きと一緒に乗せて食べるとこれがもう美味しいのなんのって!
半熟の黄身をエビ飯に少し絡めて食べるとこれが合うんですよね〜。
以上、エビ飯を大変美味しくいただきました。
台南名物はいろいろありますが、やっぱりエビめしは特に推したいです!
台湾を出て1ヶ月経つと、このエビ飯がとても恋しくなります。
もし台南へお越しの際は是非エビ飯をお試し下さい。
アクセス:台南駅からタクシーで5分ほど。
ホームページ:http://shrimprice.com.tw/
営業時間:7:00~19:30
定休日:不定休