ラージダーニ急行とは?
インドの大都市や各州の首都を結んでいる夜行寝台列車。他の急行よりも停車駅が少なく、最高時速は140Km。走行も他の列車より優先されるため、実質的に特急列車である。全車に冷房が完備され食事付。
ニューデリー発コルカタ行(シールダー駅)のラージダーニ急行の様子
こちらが3A車内の様子。
前にブッダガヤ→ニューデリー行きのラージダーニ急行に乗ったことがありますが、車両に当たりハズレもあり。シールダー行きのは車体が古いものでしたが、前回乗ったのは車体が今まで乗ったインドの列車とは全く違い、新しくトイレ・洗面台にしろ最新式で驚きました。
チケットの購入は、有名なClearTripで予約。料金は片道ニューデリー発コルカタ(シールダー)駅行きの場合、ネット予約の手数料込みで3A:2,150ルピーほど。
1ヶ月半前でも50人以上のウェイティング、祝日に重なる時は100人以上でした。やはりメジャーな都市間は大変混み合うようで。1ヶ月前で50人ぐらいのウェイティングなら、キャンセル料が高くなる時期に一気に繰り上がるので問題はないようです(私は今回、出発40日前で56人ウェイティングで試しましたが、3週間後に繰り上がりました)。メジャー都市間を利用する方は外国人枠で購入することをオススメします。
気になる車内の食事
食事付きでも、夕食や朝食だけかと思ったらオヤツまであるのは驚きました。乗車時にまず1人1本1ℓの水が支給されます。
これはオヤツに出たサモサとスナック系。暖かいうちに出て来ます。
これはディナー。ベジとノンベジの2種類から選べます。おかずのカレー2種類(1つはダル)とライスとチャパティ。
結構まずいという人もいますが、私達はそれなりに美味しくて満足。ですが、食事の時間はインド人と同じになるため午後8時以降になるのが難点です。
こちらは朝食。
これも本当なら選べるのですが、私達に注文を取りに来たスタッフが外国人だと分かると勝手に決められて持ってこられたのがベジのコロッケと食パン2枚。
このほかにオムレツもありますが、列車によりウタパムもありました。個人的にはこちらのほうが良かったです(笑)
ちなみにすべての食事とオヤツにチャイも付いています。
終点間際になると、スタッフがチップをもらうために巡回して来ます。10ルピーだと基本少ないと文句を言われまが、人によっては100ルピーとはとんでもない額を言って来る人も。まあ、インドでは大体チップをあげるのが基本のようで、みなさん20ルピーから50ルピーぐらいあげてました。
以上、ラージダーニ急行のレポでした。
個人的には夕食の時間が遅い、オヤツや飲み物を売りに来ないところが不便に感じました。
急ぎでない場合は普通の3Aで充分だと思います。と言っても差額は数百ルピーですが(笑)