日本人バックパッカーに予防接種で有名なバンコクのスネークファーム。
正確には、赤十字協会のサオワパー女王記念研究所にあり、この病院のすぐ隣にスネークファームがあるためスネークファームと呼ばれているようです。
ここに限らず、バンコクでは他の病院でも予防接種が簡単に受けれます。
▼インドで2回目の予防接種を受けた時のレポートはコチラ▼
▼チェンマイでも予防接種を受けて来ました▼
スネークファームへの行き方
カオサンからだと47番バス。BTSだとSala Daeng(サラデーン)駅で下車し徒歩10分ほど。
場所Rama Ⅳ Rdの通り沿いにあり
途中、スネークファームまでの目印看板も。
駅から向かう場合は途中、右側に大きな病院が1つあり間違えやすいのでご注意を。
その病院の敷地を過ぎたら、大通りを渡ったところの右側にサオワパー女王記念研究所赤十字の入り口が見えます。
入り口に入り、少し奥に進むとこの写真の建物がワクチン接種が受けられる病院です。
予防接種診察の受付、登録
まず、受付でワクチンを接種したい旨を伝えます。初診の場合は、登録料20バーツ支払いが必要。
下記用紙2枚の裏表に必要事項を記入。
名前、旅行理由、旅行スタイル、常備薬の有無、訪問予定国を記入。
私は、南アジアに行った後、またバンコクへ戻る予定なので南アジアの国のみ記入。
受ける前に母子手帳などで過去に受けた予防接種と時期の確認をし、予め受けたい予防接種の種類を決めておいて下さい。ワクチンの英語名も準備しましょう。
※1回につき4種類まで接種可能。更にほかのワクチンを受けたい場合は、また1週間の間隔が必要。
ドクターによる問診
記入後、ドクターがいる診察室へ。
記入した用紙を見ながら、ドクターの問診。
行く国により、どのようなワクチン接種が必要かの説明を受けます。
私達は予め接種したいワクチンを決めていたので、その種類をドクターへ伝え、そのワクチンについての効果期間と2回目はいつ受けるかの説明を受けました。
今回私達が決めていたワクチン
- 破傷風 2回接種必要 2回目は4週間後〜8週間後に接種が必要
- 腸チフス 1回のみで2年有効
- A型肝炎 2回接種必要 2回目は半年後〜1年以内に(※日本で打つ場合は間隔が異なるようです)
※ワクチンの種類や会社により期間は異なります。要確認!
※【注意】破傷風ワクチンについて
日本人の場合は、幼少時に3種混合(破傷風・ジフテリア・百日咳)を受けています。
- 接種済みの場合
効果は20台半ばまで。20台半ば〜30台はじめぐらいの方は
ブースター接種が必要。ブースターの場合は、接種後10年効果があります。 - 未接種の場合
1975年〜81年生まれの方
3種混合ワクチンに事故問題があったため、未接種者が多数。私は未接種のため1回目からスタート。※上記内容は参考までに。母子手帳要確認。
ドクターに書いてもらったカルテと処方箋を持って、ワクチンを購入しに行きます。※同じフロアにあり。
各ワクチンの料金
- 破傷風ジフテリア2種混合ワクチン 420バーツ
※基本混合ワクチンしか置いてないようです - 腸チフス 400バーツ
- A型肝炎 1,150バーツA型肝炎は事前に調べていた情報より少し安く済みました。
ワクチンは、スイスのNovartis社、フランスのSanofi pasteur社、インドのBharat Biotech社のものでした。
合計 1,970バーツ 安い・・・・。
日本なら安くても2万円以上します。
ワクチン接種へ
購入後、レシートとワクチンを持ってまた同じ診察室へ行き、買ったワクチンが合っているかどうかのチェックが入ります。
その後、いよいよ・・・順番待ちで看護師さんに打ってもらいます。腕も良く、やさしくて親切な看護師の方でした(笑)針が細いからなのか、ほとんど痛くはなかったです。ですが、破傷風ワクチンは少し痛みがあり、その痛みは継続的に続きます。
接種後、アレルギー反応有無チェックのため15分ほど待機。
その際に、日本語で書かれたワクチンの説明書と今回受けた予防接種の記録冊子が渡されます。
(記録冊子がない人は、新しく作ってくれます)
2回目のワクチンを接種する時にこれが必要となります。英語で書かれているので、世界共通で使用可。
気分が悪い等の症状がなければ、そのまま帰宅。
ワクチン接種後
ワクチン接種後は1日〜2日安静したほうが良いです。
個人差はあるかと思いますが、二人とも熱があるようなだるさが次の日まで続きました。
接種した両肩部分も痛みがあり、腕を上げにくいです。次の日の移動は控えたほうが良さげ。
ちなみに私だけ、腸チフスとA型肝炎を打ったところは数週間ほど軽い痒みの症状が出ました。
次回1ヶ月〜2ヶ月後の間に、破傷風2回目を私は打たなければなりません。その頃はインドにいる予定なので、デリーで打つ予定。
黄熱病と日本脳炎は、またバンコクへ戻って来た時に接種する予定です。
※日本脳炎は南アジアでは受けられません。
以上、予防接種のレポートでした。
その後、インドで2回目の予防接種を受けた時のレポートはコチラ↓
▶︎【デリー】タイより安くインドで予防接種を受ける方法と知っておきたい注意点
チェンマイでも予防接種を受けて来ました
▶︎【チェンマイ】スアンドーク病院で予防接種を受ける方法と注意点
2回目の予防接種を2015年6月に受けて来ました。その記事は下記へ続きます。
隣のスネークファームへ行ってみましたが・・・入場料が高かったので諦めました(笑)
2回目の予防接種を受けて来ました ※2015年7月追記
2015年6月にA型肝炎の予防接種2度目を受けて来ました。
以前、接種時にもらった診察カードと予防接種記録の冊子を受付で提出。今回は多くの駐在日本人や日本人の旅人を見かけました。
受けたい予防接種の種類を用紙に記入し、医師or看護師との口頭での診察。血圧検査を受けてから、ワクチンを購入し、接種という流れでした。
ワクチンはその時にあるもので接種するため、ワクチン会社と値段は変わります。
今回のA型肝炎ワクチン1,400バーツ
ほかにMedical & Nursing Serviceが50バーツで計1,450バーツ
で、接種後に予防接種記録冊子に受けた予防接種の日付とサインを記入してもらい、15分ほど待機して終わり。
今回は1本だけだったためか、前回と違い次の日にだるなどの症状はありませんでした。以上、参考になれば幸いです。
———————————————–———————–———————–
病院名:Queen Saovabha Memorial Institute The Red Cross Society
URL:www.saovabha.com/en
行き方:バス 47番、BTSサラデーン駅下車徒歩10分ほど
診察時間:平日 8:30~16:30 土曜日 8:30~12:00 日・祝日は休み
[…] […]