※2016年11月に1か月ほどイポーに滞在したので追記更新しました。
イポーでは、飲茶と言えばココ!と言われるくらい有名な『富山茶楼 Foh San』
昔からあるイポーの有名店で、改装リニューアルされていました。前に比べ席数も増えたため平日の午前中に行っても並ばず入れるようになりました。(前は30分待ちは当たり前だったとか)
日本では、飲茶と言われておりますが中国語で香港以外では港式点心と呼ばれ、広東語で『点心 ディムサム(DIM SUM)』と発音します。
『富山茶楼 Foh San』店内の様子・注文方法
平日は同僚同士のランチで多く、週末は家族連れでにぎわっていて相席になることもしばしば。週末の香港と同じですね(笑)
席に案内をされると、お茶を何にするか聞かれます。
お茶はプーアル茶、ジャスミン茶、鉄観音茶など全部で8種類。お湯or水だけなら(白開水バイカイシュエイ)と氷(ビンクァイ)も注文できます。エアコンが効いていない店内なので、熱いお茶が苦手なら氷を注文してお茶を淹れて飲むことができるのもいいですね。
私が飲茶でいつも飲むお茶は『プーアル茶(普洱茶 北京語:プーアールチャ 広東語:ポーレイチャ)』
香港と違いお湯用のポットは別にくれませんが、蓋を開けておいたら気付いた店員さんがお湯を淹れて持って来てくれます。
席につくと順番に蒸し系のワゴン、揚げ物系のワゴンが来ます。そこから好きなのを選び注文。写真は蒸し系の見本。注文票に食べた点心の数を記入されます。
待ちきれない人は、注文票を持って自分で好きな点心を取りに行きましょう(笑)
米粉系である腸粉やお粥はセルフサービスなので自分で注文票を持って取りに行って下さい。入口に入って左側にあります。
メニューが分からない時はこのアプリがオススメ!
▶︎飲茶手帳
ジャンル別で検索出来るし、各メニューの解説がされていてとても分かりやすいです。写真付で広東語発音も表示されています。
富山茶楼で食べた点心(飲茶)
みんなここぞとばかりに食べていたのが、この小龍包!
肉汁がこぼれないように1つ1つ蓮花に入れてあるのが嬉しいです。
旨味を沢山含んだ肉汁とタレのしょうがのハーモニーが何とも言えない美味しさ!たまりません!少しお値段は高めの7RM。→2016年は8RM以上に値上がり。
叉焼包(チャーシューマン)と焼売。小龍包以外は、どうやらお手頃なお値段のようです。
叉焼包もセルフサービスなので、大きい蒸篭が置いてあるところに注文票を持って取りに行って下さい。
こちらは、いつも飲茶で食べるお決まりメニュー『鮮蝦腸粉(シンハーチョンファン)』
マレーシアで食べる飲茶でこのメニューは結構ハズレが多いですが、これは香港と同じ味でした!!海老のプリプリ具合がたまりません!
香港飲茶で絶対欠かせない海老蒸し餃子(蝦餃ハーカウ)
エビがプリプリぎっしり詰まっていて美味しい♩マレーシアにいると不思議とチリをつけて食べたくなります。
タロイモのコロッケ (芋角 広東語発音:ウーゴッ)
タロイモの餡で作られたもの。
衣のサクサク感とギッシリ詰まった餡のハーモニーがたまらない。結構お腹がふくれます。
生湯葉巻き(鮮竹巻 広東語発音:シンジョッギュン)
しいたけ、エビ、豚ハムなどの具を湯葉で巻いて蒸したもの。だし汁にからまってこれがまた美味しい。
海老ワンタンのスープ(鮮蝦雲呑湯)
こちらは点心メニューではなく、12時からのランチメニューの1つ。プリプリした海老雲呑とあっさりとしたスープで油っこい食べ物が多いマレーシアでは嬉しいスープ。
最後にデザートと行きたいところですが結構お茶もグビグビ飲んで、お腹がいっぱいになり限界に。毎度ながらデザートまで辿り着けません(笑)
もちろん、マレーシアの物価を考えたら少し高いですがKLやペナンなどレストランで食べる本格的香港式飲茶より全然安いです。もし、イポーに来る事があれば是非ここの飲茶を食べてみて下さい。
香港の飲茶に慣れていても、納得の行くお味です。
ランチタイムになると、飲茶以外の焼きそばやチャーハン、スープ類などの一品メニューもあります。
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店名:富山茶楼 Foh San
住所:51, Jalan Leong Sin Nam, 30300 Ipoh
営業時間:6:30〜14:30
予算:1人15〜30RMほど。