インドのヒマーチャル・プラデーシュ州にあるダラムサラ。
かつてはイギリス政府の避暑地でしたが、1959年ダライ・ラマ14世が中国の支配を逃れてチベットから亡命し、チベット人亡命政府の拠点となっています。
別名「リトル・ラサ」とも呼ばれ、チベット本土では中国政府の圧力により失われつつあるチベットの伝統や文化を後世に残すため様々な教育活動も行われています。
ダラムサラから飛行機で行けるのはデリーのみ
ダラムサラへ飛行機が運航しているのはデリーからのみ。
運航している航空会社は下記2つ。
※利用航空会社により出発ターミナルが違うので要注意。
デリー⇔ダラムサラの飛行時間は1時間30分ほど。
ダラムサラの空港はカングラにあり、マクロードガンジから車で30分ほどの距離にあります。
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航空券代の目安
何度もデリー⇄ダラムサラを往復していますが、週末、オフシーズン、予約時期により料金はかなり変動します。
3月〜6月はエアインディアとスパイスジェットは片道8,000円〜1万円前後が目安。
ダラムサラのオフシーズン時である11月〜2月までは、エアインディアの直前予約で5,000円以下になることも。
※ダライラマ・ティーチング時は航空券代は倍以上になり、満席になりやすいので早めの予約を!
バスなら夜行で12時間ほど。700〜1200ルピーとなります。
(バスのランクにより値段は変わる)
私はいつも航空会社の公式サイトから購入しています。
インドの携帯番号を予約時に入れておけば、遅延時には航空会社から連絡も来るので便利です。
公式サイト スパイスジェットSpice Jet
マクロードから空港までの行き方
基本空港までの交通手段はタクシーのみ。
料金はマクロードガンジから800ルピー、ダラムコットから850〜900ルピーほどと決まっています。値段交渉はできませんのであしからず。
宿に泊まっている方はタクシーを予約してもらいましょう。また、自分でタクシードライバーを見つけて指定の日時に来てもらうことも可能。
タクシーへの支払いはできればピッタリの金額を用意しておくことをオススメします!わざとおつりがないと言い、おつりをもらおうとするドライバーも多いです。
カングラ空港でチェックイン
こちらがダラムサラのカングラ空港。
空港に入る時はパスポートとEチケットの提示が必要です。※フライト2時間前から入れます。
スパイスジェットのカウンターでチェックイン。
フライトの2時間前からオープンします。
スパイスジェット公式サイトから予約した場合は、決済に使用したクレジットカードがチェックイン時に必要となります。
予約時に預け荷物はなし or 15キロまでを航空券購入時に選択できますが、もし荷物が15キロを越えてしまった場合!2人で2つの荷物で一緒にチェックインすれば、合計30キロ以下なら片方が15キロ越えていても大丈夫です(笑)
カングラ空港内の様子
こちらはセキュリティチェック前のエリア。
中には座る場所、トイレ、売店がひとつあるだけ。
売店はやはり高め。おつりが準備されていないこともしばしば。
基本軽食系のみでサンドウィッチ、サモサ、ハンバーガーなど。カップラーメンやコーヒー、紅茶もあります。
朝ごはんを食べず来たので、ベジサンドウィッチを食べました。ちゃんとホットサンドで温めてくれて、意外と美味しい。
セキュリティチェック
フライトの1時間半前ぐらいから、セキュリティチェックがオープンします。
セキュリティチェックが終ったら、手荷物のタグに係員からのスタンプ押し忘れのないようにしておきましょう。
搭乗エリア
こちらが搭乗エリアで、さきほどと同じ売店とお土産屋があるのみ。
もちろんWiFiも飛んでいません。
しばらく、ここで暇つぶしをして待つのみ。幸い私は現地のSIMカードを持っているので、ネットはできましたが。
いよいよ搭乗
フライトの20分〜30分前に搭乗開始。
搭乗口から歩いて飛行機へ向かいます。
機内はこのような感じ。
横4列の狭いプロペラに近い機体なので、少し風が吹いただけで結構揺れます。
機内食とドリンク
スパイスジェットはLCCなので機内食とドリンクは有料。予め予約しておくと、少しだけディスカウントがあるようです。水は無料でもらえます。
デリーに到着
デリー到着のターミナルは1Dです。
このままターミナル3から国際線に乗り継ぎの方はコチラの記事を参考に。
関連記事 【デリー空港】ターミナル1Dからターミナル3までシャトルバスでの行き方
雨季や雨が降っている時は遅延も多いので、乗り継ぎがある方は余裕をもって乗り継ぎ時間をあけておくことをオススメします。